英会話再開
最近また英語を使う仕事が増えたのでSkype英会話を再開。
よく「日本人は、中学校から英語を勉強しているのにもかかわらず、英語が下手だ」といわれますが、「英語を聞く、話す」の観点ではやはり下手だと思います。
しかし、これは仕方がないと思います。
なぜならこれまでの英語の授業では英語を聞き、話す授業は全然ありませんでした。
英語の聞く、話すを後回しにしてきた学校教育
たまに外国人教師が英会話の指導をしに英語の授業についてきますが、「Hello! 〜〜」といった挨拶程度のコミュニケーションしかやらず、全く力になりませんでした。
「聞く、話す」の授業に対して学校側も力を入れず、また生徒側も本気にならない1つの理由は、「受験で使わないから」というものがあると思います。
私が学生だったのは1990年代。あの頃はいくつかの大学では「リスニング」はありましたが、センター試験に英語のリスニング試験はなく、ほとんどの大学二次試験に「リスニング」はありませんでした。(私は理系だったので、なおさらリスニングを課す大学には縁遠かったと思います。東大はリスニングありました・・・京大はリスニングあったかな?)
このように学校でリスニングに力を入れてくれないので、各自で単語帳のCDでリスニング対策をするような感じでした。
私も、速読英単語のCDでとりあえず英語のリズムやスピードに慣れとこうという形で英語の音には触れていました。
しかし、「話す」練習は皆無。これでは絶対に話せません。
英会話(聞く、話す)をマスターするには、運動能力を伸ばすとか、楽器の演奏をマスターするイメージで反復トレーニングが必要
社会人になってから英会話をできるようになりたくていろいろ試しました。
「英会話」関連の書籍やCDで勉強しましたし、駅前留学もやりました。
いくつかやった中で一番効果があったのはSkype英会話です。
レアジョブ英会話
3年間ほぼ毎日Skype英会話をしました。
英会話は毎日コツコツと続けることが大事
英会話をマスターするには、自転車を乗れるようにするためのトレーニングや楽器をひけるようになるための反復練習と近いのではと思っています。
単語や文法を頭で理解しているだけでは「会話」には使えません。
大学受験で英語をしっかり勉強した方だったのですが、簡単な日本語の文も瞬時に英語で言うことはできませんでした。
Skype英会話は毎日できるので習慣化しやすい
自転車を乗るときのトレーニングや楽器をひけるようになるためのトレーニングは毎日やることが大切です。
毎日やらないとスキルは定着しません。
週1回の駅前留学をやっていましたが、このペースでは全然スキルアップしませんでした。
もちろん、週1回のレッスンをしつつ、自学自習できる方は駅前留学の効果はあると思いますが、
私はなかなか自学自習することはできませんでした。
部屋の中でスピーキングの練習をしても相手がいないのでリアクションがなく、また自学自習はどうしても他のことを優先してしまって、結局その日は英会話の自習をやらなかったりしました。
Skype英会話は三日坊主対策
そんな三日坊主の人にもSkype英会話はおすすめです。
やる気がある時(朝など)に次回のレッスンを予約するのです。
レッスン予約は毎日できるので、次の日の朝や夜の10時くらいにセットしていました。
そうすると、その時間になると強制的に英会話レッスンができます。
しかし、Skype英会話は月に5000円程度で「毎日」レッスンが受けられるので費用も1レッスン200円以内です。
毎日できるので習慣化しやすいです。
1レッスン30分200円。
Skype英会話は「今日はレッスンができないな」というできない理由を探すのが難しい
朝の6時から深夜1時までいつでも予約ができます。
ほぼ一日中レッスンが受けられるこの状況だと、「今日は○○があるので英会話レッスンできないな」といった言い訳を探すのが難しいです。
この点も習慣化しやすいサービスだと思います。
Skype英会話の話をすると、「フィリピン人の英語の発音大丈夫?」など言う人がいますが、心配しなくてもいいです
そりゃあ、かっこいい発音で英会話できればそれにこしたことはないです。
ただ、Skype英会話をずっとやってフィリピン人の会話を聞いても、自分の発音がフィリピン英語になることはなかったです。
なぜなら、英会話のスキルアップのためには自分でリスニングCDなどを使って独学するので、そのリスニングCDによって正しい発音は体に染み付きます。
Skype英会話をやっていて、先生が「blood」をブロッドど発音していましたが、(あ、これは「血液のbloodだな」)とわかるので、自分は”ブラッド”と発音しています。
そして、それで相手にも伝わります。
私は、仕事でイスラエルの人と英語のやりとりをしたりインドの人と英語のやりとりをしました。
それぞれ、発音が独特で、リスニングCDで聞いた英語とは全く異なる発音でした。
しかし、「お互いに基本的に同じ単語、同じ文法、同じ文章構造の言葉を話しているんだ」と意識していれば、意思疎通に全く不便さは感じませんでした。
オーストラリアで働いたこともあります。
オーストラリアは移民国家で、イギリス系の人も入ればベトナム系、中華系、中東系の人もいて、「オーストラリアに住んでいるのに」それぞれクセのある英語を話していました。
けど、それでも意思疎通には困りませんでした。
これらの経験から、発音よりも同じ単語、同じ文法、同じ文章構造の言葉をお互いにぶつけ合うことが大切なんだなと実感しました。
「フィリピン人の発音で大丈夫?」と言う前に、しっかり「言葉をぶつけ合う環境」に自分を持っていき、聞き・話すトレーニングをしないといつまでたってもスキルはあがりません。
レアジョブ英会話からDMM英会話へ
上のレッスン回数の終了日が2015年で終わっていることでもわかりますが、レアジョブ英会話は途中でやめました。
途中からDMM英会話にしました。
いま確認したらレアジョブ英会話よりもDMM英会話が長いですね。
Skype英会話としてパイオニアだったレアジョブ英会話ですが、後からいろいろなSkype英会話を買収してきたDMM英会話のほうが使いやすいかなと思ってこちらに移動しました。
DMM英会話に決めた理由①24時間レッスン
24時間レッスンできます。レアジョブ英会話は深夜1時くらいまでしかレッスンできませんが、DMM英会話は24時間レッスンが受けられます。
一時期ベンチャー企業で、深夜1時まで仕事をしていたことがありました。
どんなに夜遅くまで仕事をしていても「英語は未来への投資」と思っていたので、1時過ぎに英会話レッスンを1回して家に帰りたいなと思っていました。
そんな時に見つけたのがDMM英会話でした。こちら、24時間レッスンが受けられるので、仕事が終わった1時半くらいでも真っ暗闇のオフィスでSkype英会話をしていました(笑)
DMM英会話に決めた理由②世界中の先生とレッスン
また、Skype英会話の良さの説明で「フィリピン人の英語の発音は気にするな」と言いましたが、それだけ聞いていてOKとは思っていません。
できることならばいろいろな国の「英語」を聞いたほうがいいと思っていました。(そんなに重要視していませんでしたが)
その点について、DMM英会話はフィリピンだけでなく、いろいろな国の先生のレッスンが受けられます。
おそらく物価が安い国の先生が多いのだろうと思いますが、フィリピン以外の東南アジア系、東ヨーロッパ系、アフリカ系の先生がよくレッスンを開講しています。
フィリピンの先生の英語に慣れていると、東ヨーロッパの先生の発音、アフリカの先生の発音は全く別の発音なので、びっくりします。
ただ、意思疎通ができないというわけではありません。
「いまなんて言ったの?」「もう一度ゆっくり大きな声で話して?」と伝えるだけで会話は続きます。
DMM英会話に決めた理由③単語暗記のためのサービスiKnowを買収したから
高校3年生の時の大学受験は英語で失敗しました。英語の勉強にそんなに本気ではなく、単語暗記や英文法暗記をあまりしませんでした。
その結果、第一志望に不合格し、浪人しました。
浪人したときの英語の先生にいろいろと感化されて、「ようするに英語は、まずは英単語の暗記だ。英単語を暗記しないと話にならない」と思うようになり、英単語暗記に取り組みました。
その時に使っていたのが、iKnowというサービスです。
こちらをずっとやっていて360時間以上勉強したことになります。
まだまだですね。10000時間勉強するようにします。
話を戻しますが、iKnowをずっとやっていた(iKnowという名前の前は、なんとかfmだった気がします。)のですが、これが在る時にDMM英会話に買収されたんです。
DMM英会話に買収された後も一時期はレアジョブを使っていたのですが、DMM英会話を使うとiKnowも無料に使えるということになったので、
いつかのタイミングでDMM英会話に移動しました。
英会話再開した理由〜東大など国立大学の3割が「英検準2級」で出願可
冒頭に「日本人は、中学校から英語を勉強しているのにもかかわらず、英語が下手だ」と書きましたが、この時代はもうすぐに終わると思います。
なぜなら、2020年度から始まる英語教育改革によって、東京大や京都大などが英検準2級を出願資格にするようになるからです。
英検準2級は、いまはライティングとリスニングとスピーキング(面接)を突破しないと資格はもらえません。
「大学進学実績」を売りにするような高校は、英語の授業においてリスニングやスピーキングも重視せざるを得なくなったのです。
今後の高校生は英語のリスニングとスピーキングのスキルを底上げして社会に出てくると思われます。
そんな社会で、英語が得意な後輩たちと、よりグローバルに仕事をしていくためにももうワンステップ英語力をあげないといけないと感じたので、
英会話を再開しました。
以下の広告は、私が実際にやっているDMM英会話です。いろいろなメリットがあるので、ご確認ください。