ご縁があって、有名私立大学を目指している学生に勉強を教えています。
その子に勉強を教えるとき、自分はどうやって勉強していたかなぁ?と思い出し、それをせっかくなので資料にしました。
この勉強法は、弟に教えたら弟の成績もあがりました。
それから、この生徒の成績もあがったので、再現性はあると思います。
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7回繰り返し演習法
基本的な勉強法:アクティブ・リコール(積極的思い出し)暗記法
第1サイクル〜第2サイクルの演習:答え写し演習法
1周目、2周目の演習方法は、答えや解き方がわからなかったら即座に答えを確認して、答えをそのままノートに写す勉強法。
スピードが大切なサイクル。
とにかく試験範囲を1度〜2度終わらせることが目的。
1問の演習と答え写しまで、5分以内で終わらせること。
また、2周目の演習時は、間違ったところのみを演習すること。
※解説は読むだけ。解説をノートに写すといった行為は時間がかかるので次のサイクルで実施する。
第3サイクル:解説読み込み演習法
3周目の演習方法は、まず第1サイクル、第2サイクルの演習で間違った問題のみを解く。
その上で、間違った問題について、解答解説を読み込み、間違った原因と、次に正解するためにはどうすればいいのか?の対策をノートの余白に記載する。
第4サイクル:第1回総仕上げ演習
4周目の演習は、一旦すべての試験範囲を時間を図って最初から最後まで解き直す。
(これまで正解した問題も解くこと)
間違った問題について、解答解説を読み込み、間違った原因と、次に正解するためにはどうすればいいのか?の対策をノートの余白に記載する。
第5サイクル:解説読み込み演習法
第4サイクルで実施した第1回総仕上げ演習で間違った問題のみを解き、間違った問題について、解答解説を読み込み、間違った原因と、次に正解するためにはどうすればいいのか?の対策をノートの余白に記載する。
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第6サイクル:第2回総仕上げ演習
6周目の演習は、一旦すべての試験範囲を時間を図って最初から最後まで解き直す。
(これまで正解した問題も解くこと)
その上で、間違った問題について、解答解説を読み込み、間違った原因と、次に正解するためにはどうすればいいのか?の対策をノートの余白に記載する。
第7サイクルの演習:情報カード化
何度も間違えている問題を情報カードに書き起こし、情報カードで繰り返し演習できるようにして定着をはかる。
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最後に、これまでの実績により、第5サイクルまで実施すれば定期試験で6割〜8割の点数になるはずです。
第7サイクルまで実施すれば、8割を超える点数になるはずです。
後日、『アクティブラーニング』や『情報カード化』について説明します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
(おそらく、勉強が得意だった人は、(なんだ、こんなのたいしたノウハウじゃなくて普通のことでは?)と思っていると思います。)
ただ、実際にやっている人が少なかったので、今回文書化しました。