選手と二人三脚で用具を開発・提供するスポーツメーカー
テレビ東京、ガイアの夜明けのテーマはアスリートと共に戦うスポーツメーカー。コロナ禍により一年延期となったオリンピックで、選手と共に金メダルを狙う開発者に焦点を当てる。
①卓球:伊藤美誠のシューズ作りに挑むミズノ
世界ランキング2位の伊藤選手のフットワークを支えるシューズ。ミズノはトップアスリートならではの細かな要求にも応え続ける。アスリートにとってシューズは体の一部として考えている為合う・合わないの妥協は一切ない。
②陸上:桐生祥秀のスパイク作りに挑むアシックス
日本人として初めて100mで9秒台を達成した桐生選手。陸上選手唯一の道具であるスパイクを手掛けるのがアシックス。桐生選手が高校生の頃からスパイクを作り続けているのだという。
アシックスが桐生選手と金メダル獲得の為に開発したのが世界初の「ピンレススパイク」。陸上界の常識を打ち破り、金属ピンを取り除き、カーボン繊維を用いた独自の突起で100分の一秒、1000分の一秒を短縮しにきた。
③水泳:池江璃花子の水着作りに挑むミズノ
競泳界で16もの日本記録を保持する若きトップスイマー・池江選手。金メダルの為にミズノが用意した秘密兵器は、競泳水着のお腹の部分に二本のテープをクロスさせ腹筋を支えて、フラットな姿勢を促す様にした。
コロナ禍により1年延期となった東京オリンピック
前代未聞の一年延期となった東京オリンピック。しかし、アスリートも開発者にも嘆いている暇はない。目標に向かって試行錯誤を繰り返すのみだ。
2021年の東京オリンピックは目標であるがゴールではない。開発者はその先のパリも見据えて日夜開発に従事していた。