10分の法則 -10 MINUTE RULE- とは?
テスト勉強や、片付け、ダイエット…コツコツやらなければならない事が続かない経験は誰にでもあると思います。この「10分の法則」を観ると、これまでつらくて挫折してしまった事は『脳の正常な働き』によって妨げられてきたという事に気づけます。さらに、これから努力によって『脳の働きを味方につける』方法も解説されています。
まず、この動画を解説するクリスさんは脳科学から斬りこみます。脳の働きとして“ダラダラテレビを見ている時間”=「脳が慣れている古い習慣」に対し、“勉強、ダイエットなどの行動を伴う時間”=「脳が学んでいない新しい習慣」を介入させようとすると、『エピネフリン』と呼ばれるストレスホルモンを流すそうです。このエピネフリンはとても強力で、勉強などの新しく習慣にしようとする行為をとてもつらく感じさせ、時には頭痛や吐き気を与えて、古い習慣に引き戻そうとするそうです。挫折した事のある多くの人はこの働きによって習慣化を断念してきました。
ここからこの厄介なエピネフリンとの向き合い方を説明してくれます。
STEP 1. 未来の夢を明確に
新しく習慣化する為には努力の先のゴールを意識し、正当性を明確にイメージする事が重要だといいます。ダラダラしている先には何も生み出されない事を直視し、行動こそが成功に近づく事を理解しましょう。
STEP 2. 時間の使い方を交換する
ダラダラしている時間を放棄し、つらく苦痛を伴う新しい習慣の必要性を刷り込みます。その為にやりたくない事に向き合うというライフスキルを身に付けなければならないそうです。
以上の事を意識するだけで、まず10分だけ努力してみる。とてもつらい10分に感じるかもしれないが、次の日はつらい時間は8分だけかもしれない。さらに継続していくともっと短くなっていき、行動に費やす時間は逆に10分から30分と伸びていく事を感じとれるといいます。そう“つらいのは最初だけ”なのです。そうして数週間積み重ねた10分からは、脳がドーパミンと呼ばれる達成感を与える快楽物質を流し、苦痛から習慣への変換が完了するそうです。
クリスさん曰く、こうなったら姿勢から変わる無双状態が生活を一変し、“怠ける方が気持ち悪い”と感じるそうなので是非体験してみたいですね。
脳の働きなどより詳しく解説されていますので、一度視聴してみてはどうでしょう。