コロナで法律相談も急増中!?
テレビ東京カンブリア宮殿にて、【お困りごとをスッキリ解決!新時代ビジネスの全貌】を視聴しました。年間1600万件も起きているという法律トラブルですが、その中から弁護士に相談される事はとても少なく、たった2割のみで、残り8割は問題を抱えたまま何もしないといいます。
弁護士ドットコムとは?
今回のテーマはそんな法律相談にまつわるサイトの『弁護士ドットコム』です。日本の弁護士41,000人のうち、半数が『弁護士ドットコム』に登録しているといいます。法律関係の困りごとや悩みを誰でも気軽に投稿でき、弁護士を選別する事ができます。弁護士の経歴や、離婚問題・遺産分割問題など裁判の得意ジャンルを閲覧でき、口コミまで掲載されているのが特徴です。一般的に関わりづらい弁護士の情報を無料で知る事ができる斬新なサービスとなっています。
無料で解決!みんなの法律相談
さらに『弁護士ドットコム』内の“みんなの法律相談”というコーナーでは、相談毎を投稿すると複数の弁護士が回答し、法律や刑法などを用いた具体的な回答を提示してくれます。スマホ・SNS全盛となった昨今、何気ない投稿一つでも加害者にも被害者にもなってしまう為、相談毎は大変多いといいます。
この『弁護士ドットコム』は、相談者だけが助かっているかというとそうではなく、登録した弁護士も登録料は無料からエントリーでき、月2万円~5万円ほど払う事で手厚く紹介してくれる有料プランもあるそうです。
もっと身近に法律相談
弁護士ドットコム社長・内田 陽介氏は将来的には国民的サービスとして成長したいといい、困った事があれば「110番・119番・弁護士ドットコム」と言われる程、生活と密接なサービスでありたいといいます。現在日本の大手法律事務所は企業法務を中心としている為、一般人には高額の費用がネックになっているといいます。一般人と民間弁護士を繋ぐこの弁護士ドットコムの存在は意味合いが大きいものになりつつあり、弱者の為の裁判が社会に根付く試金石となってほしいと思います。
クラウドサインで年間100万円削減?
内田社長の新たなサービス『クラウドサイン』は、ハンコを押す契約書の代わりに電子契約で締結させるサービスです。非常に簡単でペーパーレス・テレワークにも有効ですが、まだまだ電子化に応じた取引企業は2割と、反応は鈍いのが現状です。しかし逆に言えば『クラウドサイン』の伸びしろが充分あるという事です。脱印鑑の風潮が明言化された今、弁護士ドットコムが大躍進する年はすぐそこに来ているような気がします。
番組の視聴はテレ東ビジネスオンデマンドで
カンブリア宮殿などテレ東のビジネス番組は月額課金のサービス、テレ東オンデマンドで視聴できます。アプリを使えば2倍速再生などできて非常に便利です。今回のテーマは以下のリンクから視聴可能です。