マクアケの商品はどれも面白い
テレビ東京カンブリア宮殿にて、【“応援購入”でヒット連発!話題のマクアケ もっと日本からワクワク商品を生み出せ!】を視聴しました。クラウドファンディングの新しい形・『応援購入』で急成長中の『マクアケ』を紹介します。
新商品のアイデアが誕生し、試作品は作れても商品化する予算が足りない…。実はこういったジレンマは中小企業だけに限らず、大手企業の商品開発においても多数存在するといいます。
マクアケの“応援購入”とは?
そんな新商品を世に生み出す手助けをしているのが通販サイト『マクアケ』です。仕組みは意外と単純で、まずメーカーが商品の企画を試作段階でマクアケに掲載します。期限と目標金額を掲載すると、良い商品だから応援したいと賛同した人が“応援購入”という形で先に代金を払う事で製造資金を確保し、売れ残りが発生する事なく生産できるといいます。最後にマクアケに手数料を支払います。
このマクアケから魅力的でユニークな商品が続々誕生しており、スマホと連動して耳の中が見える耳かきや、雪駄の履き心地とスニーカーのクッション性を併せた雪駄スニーカーなど実用性に富んだ商品が多い点もマクアケの特徴の一つです。
マクアケが救う飲食店と地方
モノづくりに限らず、コロナ禍に苦しむ銀座の寿司屋の限定ランチなども出店され、“応援購入”できるといいます。他にも客足が減った百貨店や、全国のお菓子メーカーの新商品をマクアケの特設サイトから紹介するオンライン催事なども開催し、地方からも“応援購入”できる仕組みを構築しています。メーカーにとって先に代金をもらえるこの仕組みはコロナ禍にとって生命線となる心強い仕組みとなっています。
そんなマクアケから発表された商品は、ついに累計1万1000件を突破したといいます。輝かしい数字ではありますが、反面マクアケが無ければ商品化も適わず日の目を見る事が無かったかと思うと、マクアケの功績は数字以上の価値があると言えるでしょう。
マクアケ社長・中山亮太郎の赤字からの逆転劇
マクアケ社長・中山亮太郎氏は創業時はクラウドファンディング会社として、新商品を生み出す場として考えていましたが、全くうまくいかなかったといいます。そんな中「メーカーと消費者を結びつける場」という発想の転換をすることがターニングポイントでした。商品の生産前にお客さんの声を届けられるという前例のない企業へと変貌しました。
クラウドファンディングとは個人の活動支援になりがちですが、マクアケは産業支援として、テストマーケティングを実行できる会社としてこれからも新商品開発の手助けをしていってくれるでしょう。
番組の視聴はテレ東ビジネスオンデマンドで
カンブリア宮殿などテレ東のビジネス番組は月額課金のサービス、テレ東オンデマンドで視聴できます。アプリを使えば2倍速再生などできて非常に便利です。今回のテーマは以下のリンクから視聴可能です。