巨大フランチャイズ!日本一の『やきとり大吉』とは?
日本一のやきとりチェーン『やきとり大吉』はこのコロナ禍においても新規出店を続けているといいます。今回視聴したテレビ東京ガイアの夜明け、テーマは【コロナに負けない焼き鳥店~年末・年始の小さな物語~】です。新型コロナの影響で飲食業界は経営難に陥っている店も多く、未だ回復の見通しも立っていない状況でも市場拡大に挑戦する経営術が特集されました。
『やきとり大吉』は1977年創業で640店舗をフランチャイズ展開する焼き鳥チェーンで、他にはない2つの驚く経営術がありました。
やきとり大吉の店主は多種多様で面白い!
まず一つ目が、店主約半数が飲食業未経験者が担っている事です。元サラリーマンや自衛官、お笑い芸人にパン工場勤務の方など、独立する志がある方には年齢を問わず幅広く支援・育成をしていました。
大阪のダイキチシステムの本部は少数精鋭⁉
次に、日本一の店舗数を運営する本部の社員は驚きの13人。大手チェーンには必須とも言えるエリアマネージャーを配置せず、一律で商品を加工・調理するセントラルキッチンも無しで運営しているというから驚きです。
その経営術として、まず賃料の高い駅から近い箇所には店主負担が大きくなる為出店しないそうです。あえて遠い住宅地にこじんまりと出店する事で他チェーン店と差別化を図り根強い客層の確保に成功しました。
地元酒屋さんとも共栄共存!やきとり大吉の『酒販店チェック』とは?
それから大吉の特徴として、『酒販店チェック』という面白い機能がありました。大吉の社員ではない取引先の酒屋さんが、大吉各店の状況を毎月チェックし、大吉本部に報告しているといいます。地元酒店と共存共栄が、日本最大の店舗数を運営していく秘訣となっていました。
今回『やきとり大吉』で驚いたのは、古参の店舗の地元への根付き方でした。親子三代で通っている常連さんや、開店と同時に決まったメニューを毎日注文する年配客など、生活の一部として『やきとり大吉』を利用していました。今後も新規出店の店舗から、地域のお客さん・酒屋さんに愛される店が続々誕生するでしょう。とても期待しています。
番組の視聴はテレ東ビジネスオンデマンドで
ガイアの夜明けなどテレ東のビジネス番組は月額課金のサービス、テレ東オンデマンドで視聴できます。アプリを使えば2倍速再生などできて非常に便利です。今回のテーマは以下のリンクから視聴可能です。