今後はもう実施しないかも?
この『GoToトラベルキャンペーン』。ネットニュースやワイドショーなど今夏に散々賛否が議論されており、耳にした事はあっても利用にあたりどこか不謹慎と思われがちな印象をお持ちの方も少なくないだろう。
政府が発動のタイミングを見誤り強引にスタートさせたせいで、例のマスクと同じ愚策の一つと思われがちだが、調べてみるとスルーするには大変惜しい良策の装いが。
GoToトラベルの本気は10月から
東京以外は早く7月から先行してスタートしている為、今更GoToトラベルなんて…と思いきや、完成形として「地域共通クーポン」が使用開始となるのは10月1日からだという。
「地域共通クーポン」とは旅先の飲食やお土産に使える商品券で観光業を盛り上げる目的のクーポン券だ。
つまりこの『GoToトラベルキャンペーン』1泊2万円の旅行を申し込んだ場合、
・旅行代金35%割引され(7,000円割引)
・飲食代15%相当のクーポン券配布(3,000円のクーポン券)
となり、最大50%お得(合計10,000円のメリット)となる
さらに付加価値多数でお得感UP
・ややこしい手続き、申請不要
・期間中何度も利用可能
・各旅行会社独自のサービスとの併用可能
「自助」と共に利用しよう
コロナ渦において、「旅行は感染を拡大させる」「医療従事者の努力に失礼」などの声が尽きる事はない現状。終息の目処やワクチン接種の具体性は依然見通しがたっていない。追加の経済政策も期待できない今、納税者の一権利としてこのキャンペーンを行使しようではないか。そして、しっかり感染拡大防止対策をしつつ観光業・飲食業に携わる方々にも医療従事者と同じように活躍していただける社会を取り戻すキャンペーンにしようではないか。